ゆがみ解消テクニック
女性の身体ってゆがみがあると、見た目も健康面でもマイナスばかり。血流が滞り、代謝が悪くなって太りやすい身体になってしまいます。肩や頸の凝りや腰痛、生理痛に冷え性だってゆがみが原因。
巷ではマッサージや整体、エステサロンが大流行。一度はマッサージをしてもらって、心身共にリフレッシュした人も多いはず。でも3〜4日もすると元通りに戻ってしまい、またマッサージに通わなくては・・・なんて人も中にはいるでしょう?
表面的な凝りや痛みを取っても、肝心の身体がゆがんでいては根本的な解決にはならないんです。ゆがみにくいカラダをつくって身体の中からキレイを手に入れましょう。
あなたの身体のゆがみ度チェック
身体がゆがんでいるかどうか、自分ではなかなか気づかない人もいますよね。そこで誰にでも簡単にできる「ゆがみ度」チェックを試してみましょう。
ゆがみのない身体づくりに重要なのは、自由に伸び縮みする弾力性のある筋肉を維持すること。理想は柔らかくハリがあって、復元力の強いしなやかな筋肉なのです。
身体がゆがんで筋肉が硬くなると、猫背になりがちで、お腹やヒップ周りがたるんで垂れてしまいます。しかも、余分な贅肉や脂肪がつきやすくなるんですって!(>_<)
Check1 大きな鏡の前に足をそろえて立ちバンザイをしてみよう。
左右の指先が同じ高さになっていますか?ゆがみがあると腕をまっすぐに伸ばしたつもりでも、肩が上がらなかったり肘が曲がったりして左右対称になりません。そういう人は、手先が低い側の筋肉が硬くなっている証拠。
Check2 首をゆっくりと大きく回してみよう。
左右同じようにスムーズに回せますか?うまく回せたつもりでも、一方の肩が上がっていたり、身体ごと傾いていたりして引っ掛かる感じや痛みがある場合はその側の筋肉が硬くなっています。鏡に映して見てみましょう。
Check3 両足を前に伸ばして座ってみよう。
簡単なようだけど、腰が硬く凝っているときれいに座れません。背中が丸くなってしまったり、後ろに手をつかないと座れない人、足を開かないと安定しない人は自分では気が付かないうちにゆがみが進んでいる証拠です。
Check4 正座をして左右に足を崩してみよう。
床に座って左右に足を崩したとき、左右どちらかやりにく方はありませんか?右に崩して、痛かったり上体がまっすぐにならなかったら、右の骨盤が閉じている。反対に左に崩したときに違和感があったら、左の骨盤が閉じていることが多い。両方ともだったら、両側の骨盤が閉じているということ。
Check5 後ろ向きに立って体をひねりリンゴを置いてみよう。
テーブルを背にしてまっすぐ立ち、右手に持ったリンゴを右に振り返ってできるだけ左に置いてみます。左側も同じようにして置いた時のリンゴの位置を比較します。この時、両足の後ろ側をテーブルの端から離さないように注意してください。
左右どちらが遠くに置けましたか?身体をひねる角度に左右差のある人は上半身にゆがみがあります。そういう人は、デスクワークやパソコンなどで、同じ姿勢をとり続けることによる、肩、肩甲骨、背骨の周りに凝りがある証拠。
そもそも「ゆがみ」はなぜ悪いのか
背骨や骨盤がゆがんでいると、身体全体のバランスが悪くなります。筋肉がいつも緊張状態にあるので、肩こりや腰痛が起こりやすい。筋肉が硬くなり、血液の巡りが悪化する。猫背のために呼吸も浅くなるので代謝が悪くなる。身体がゆがむと、内臓の位置がずれてしまい機能が低下する。その結果として、便秘・冷え性・むくみなどが起こりやすくなるのです。
私は定期的に運動をしているし、姿勢も悪くないほうだから平気平気。な〜んて安心しているそこのあなた!最近、少し首が痛いけれど寝違えたのかしら?なんて軽く思っていたら大間違いですよ。
ダイエットをしているのに、なかなか痩せないという人も、実は「ゆがみ」が原因かもしれません。せっかく苦労して痩せたとしても、身体がゆがんだままだとリバウンドしてしまうということも。
ゆがみの始まりは肩甲骨から
普段は特に意識することの身体の部位である肩甲骨だが、姿勢の見た目の悪さの原因は肩甲骨にあると言っても過言ではありません。しかも、胸回りの筋肉が硬くなると深い呼吸ができなくなり、さらに毛細血管が閉じて血流も悪く代謝が低下する。
さらに筋肉が弱り姿勢が崩れると、内臓や筋肉の位置がずれて機能が低下し、むくみや肥満という不調の原因になると言われています。
肩甲骨がゆがまないようにするには、肩甲骨周りの筋肉の凝りをストレッチで解消するのが一番。ゆがみが取れると姿勢が良くなり、呼吸も深くなるから代謝が向上するだけでなく、動きがしなやかになり、美しく見えるようになるという訳です。
全身のゆがみが集中する骨盤
元来人間の動きは左右非対称なので、凝りや痛みも左右の片方に現れることが多いのです。筋肉の使い方がアンバランスだと、身体が歪んで骨盤が傾いてしまいます。そこに姿勢の悪さや運動不足などがからんで、身体のゆがみが助長されるのです。
特に女性の骨盤は男性に比べて動きやすく骨盤がゆがむと子宮、腸、下肢への血流が悪くなりリンパ腺液の循環も妨げてしまい、多くの女性が悩んでいる冷え・むくみ・便秘・生理痛などの原因となります。
つまり、身体の要でもある骨盤のゆがみを整えるということは、健康なカラダになるということです。
カラダの中の「ゆがみ」
日本では数え切れない種類の食べ物が、いつでも手に入ります。それなのに、必要な栄養素は充分にとれていないうえ、要らないものをとり過ぎています。こうした「食のゆがみ」のことを「栄養過剰の栄養失調」とも表現します。
摂取エネルギー量は十分なのに、代謝に必要なビタミンやミネラル、食物繊維が不十分。これらが不足するとエネルギーを体内でうまく利用できずに頭も身体も十分な機能をしないし、余ったエネルギーは脂肪として身体に溜め込んでしまうのです。
不規則な食事時間も「食のゆがみ」の原因となる。忙しくて食事を抜き、その分夜中にドカ食い、ストレスから甘いものに手が伸びる・・・。そんな経験をした人も少なくないでしょう。さらに胃腸に負担がかかり、さまざまな身体の不調を引き起こすのです。
腸のゆがみ
なんとなくいつも、お腹のあたりが重くないですか?実はそれは「食のゆがみ」のサインの一つです。食べ物のカスをスムーズに出すという腸本来の機能が弱まって、腸の中は腐敗物質で一杯かも。代謝も免疫力も低下しています。
腸は全身の免疫をコントロールする第二の脳とも言われる大切な場所。腸が元気になれば気分もよくなり風邪やアレルギーになりにくくなるんです。『私は便秘じゃないから大丈夫・・・』そう思う人にもリセットが必要です。
心のゆがみ
古より人は、暑さや寒さに身体をさらし、育てている農作物の出来具合を天候で判断したりと、常に自然と隣り合わせで暮らしていました。ところが現代人は、生活の中で自然に触れる機会が少なくなっています。一日中エアコンの利いた室内ですごし、テレビやパソコンの画面に囲まれて過ごしている人も少なくないのではないでしょうか?
人工的な環境の中で自然ではないものばかり見ていると、身体はもちろん心もゆがんでしまいます。そうやって少しずつ身体の中にストレスが溜まってゆくのではないでしょうか。
更に、背骨がゆがんでも自律神経の働きが乱れることがあります。自律神経は交感神経と副交感神経の2つの神経からなっており、お互いにバランスをとりながら機能しています。日中は交換神経が活発に働いて仕事をするのに丁度よく、夜間は副交感神経が有効に働いて体を休ませるように調整します。2つの神経がお互い補い合いながら機能していれば正常です。
ところが、背骨のゆがみやストレスなどのために、2つの神経の交換に異常をきたすことがあります。そのせいで、寝ているべき時間であっても交感神経が働いたままとなり、体を休ませることができずに、多くの場合不眠症に陥ってしまうのです。
食のゆがみ
人は本来、「いま自分が食べなくてはならないもの」を感じる力を持っています。ところが、食べ過ぎや偏食、不規則な食事時間のせいでそんな身体の声を聞く力を失いつつあります。
摂取エネルギーは充分なのに、代謝に必要なビタミンやミネラル、食物繊維が不十分で、摂取したエネルギーを体内でうまく利用できず、頭も身体も十分に機能しないし、余ったエネルギーは脂肪として溜め込んでしまうのです。